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花の如く、ほころぶ恋の香りを。
 
 古都の片隅にあるどんつき(袋小路)路地の長屋には、モノづくりを生業とする若者たちが暮らす。製本、靴、銀細工、キャンドル、友禅…さまざまな職人たちが紡ぐのは、詩情に溢れた恋愛譚。悩んで、振り回されて、没頭して、夢心地になって、切なくて、絆(ほだ)されて───うれしくても、悲しくても、モノをつくらずにはいられない彼らのリアルが息づいている。
「路地恋花」全4巻
著者 麻生みこと
発行 講談社 アフタヌーンKC
ISBN 978-4-06-310628-2(1巻)
 この物語のモデルとなった実在の「あじき路地」(京都では「ろじ」と発音)は、住人たちが大家さんを「おかあさん」と慕い、家族のように住まう的町家長屋として各メディアでも注目を浴びているスポットだ。著者が実際に路地を訪れ、取材を重ねただけのことはあって、そこに流れる穏やかな時間と凛とした空気感が作中にも存分に漂う。
 何かとご縁のあるオーダーメイド帽子店「evoisee」や、照明器具と喫茶「月あかり」、ニューフェイスの「タカトモハンコ」などマンガ同様、多彩な店が軒を連ねているので、本と併せて、路地の魅力に触れてみてほしい。
 「京都町家 あじき路地」http://ajikiroji.com/
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