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【第3回】長 楽 館
気分はマリー・アントワネットな、贅を尽くした迎賓館
 

階 段
赤く厚みのある絨毯を踏みしめながら
上るだけで、優雅な気分になってきます。
 円山公園の中にある長楽館は、明治時代の煙草王、村井吉兵衛の別邸跡。米国の宣教師ガーディナーを設計者に迎え、5年もの歳月を費やして作られたそう。中に入れば、ここが京都であることを忘れそうなくらい、徹底したヨーロピアンな装飾。ステンドグラスがはめ込まれた窓、デコラティブな天井に、優雅な模様の入った階段の手すり。極めつけは、その空間にぴたりと収まっているルイ15・16世時代のインテリア。場所も時代もタイムトリップして、ヴェルサイユ宮殿にでも来たかのような気分になれます。

天 井
部屋ごとに装飾が異なる長楽館。
天井も壁も、すみずみまで眺めて
いたくなる。
 当時、著名なVIPも訪れたというこの館は今、カフェとしても人気の場所に。ここではずせないのが、3段のお皿にサンドウィッチやスコーン、スイーツが盛られた、甘くて贅沢なアフタヌーンティー。100年の時を経てもまた、私たち「ゲスト」が、ここで過ごせるようになっているなんて、すごく素敵なことだと思います。キラキラのシャンデリアがあるトイレにも忘れずに行ってみてください。

DATA:明治42年(1909)/
  京都市東山区祇園円山公園/
  京都市指定有形文化財/
  カフェとして利用可
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