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【第5回】京都府立図書館
明治期の面影を残してリニューアル
 
 京都府立図書館があるのは、平安神宮や京都市美術館など見どころの多いエリア。現在の建物は平成13年に新築されていますが、その前面にはいまから100年以上前に建てられた煉瓦造りの旧府立図書館の一部が保存、活用されています。旧府立図書館を設計したのは、アール・ヌーヴォーやスパニッシュ様式をいち早く日本に取り入れ、「関西近代建築の父」といわれた武田五一氏。京都大学の時計台のある建物やレトロビルで人気の1928ビルなど、(私の大好きな)魅力ある建築物を数多く手掛けた人物です。
京都府庁
外観
 竹久夢二が個展をするなど、当時は美術館的機能もあったのだとか。京都観光に関する本も充実しているので、県外の人も観光ついでに寄ってもらいたい。
 内部はモダンに生まれ変わっていますが、注目すべきは正面の外壁。少しアーチを描いた窓の上部、金色に施されたラインなど、優雅でクラシックな見た目が私的にツボ。中央上部には篆書体という古い字体で「京都図書館」と記され、その上には銀杏の葉3枚を組み合わせた文様が配してあります。何でも銀杏の葉は、本にはさむと紙魚(しみ)除けになるそうで、本に関係の深い木なのだとか。閲覧室に並んでいる約10万冊もの蔵書も魅力。
DATA:外壁全面部分のみ明治42年(1909)/
  京都市左京区岡崎成勝寺町9/
  開館時間:9時30分~19時、土日祝:~17時/
  休館月曜日(祝日の場合は翌日)、
  毎月第4木曜、年末年始、特別整理期間
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