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【第6回】紫織庵
大正時代に建てられた、町家の中のモダンな洋間
 
 「洋館」とは少し違うけれど、町家の中に立派な洋館部分のある紫織庵。もともと医院として建てられていたものを、大正時代に室町随一の豪商がモダンな洋間を加えて新築。洋室の設計はあの関西近代建築の父・武田五一が担当しています。
京都府庁
暖炉、鎌倉彫の壁など、贅を尽くした造りは一見の価値あり
 洋室は2つあり、玄関横の洋間は凝った作りの濠天井に寄木造の貼り床、電熱式暖炉まで。そう広くはない部屋ながら、随所にこだわりが感じられるつくりになっています。
京都府庁
当時豪商たちの間では、町家に洋館を併設するのが流行っていたのだとか
2階の洋間へ行くと、まず目を見張るのが、その豪華な設え。昭和初期には来客サロンとして使われていたそうで、幾何学模様のステンドグラスにシャンデリア、寄木細工が施された床と、まるでヨーロッパの社交場のよう!ここに足を踏み入れるだけで心躍ります。紫織庵は、町家の美術館としても公開されていて、一年を通じ「屏風祭」を再現。古い長襦袢を展示するほか、長襦袢や小物を販売するコーナーも。3月には、キモノで来館すると入場無料になる企画もあり。

  紫織庵(しおりあん)
DATA:大正15年(1926)/京都市指定有形文化財/
  京都市中京区新町通六角上ル/
  開館時間:10時~17時/
  不定休/料金:500円
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